介護業界とは…「危険」

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介護業界とは…

一般的な介護業界へのイメージとしてあげられる3K。

「キツイ」「汚い」

そして、最後の「危険」

危険とは…

 

「危険」

介護業界において、危険と言うと何を思い浮かべるでしょう…

よく言われている事は、「感染」です。

これも危険は危険です。

高齢者はなんとか肝炎とか、梅毒とか、結構多いのが水虫とか…

それらが移る事があります。

でも、ほとんどの施設で感染予防などの対策を取っていたり、個人個人が意識していれば、そこまで感染する事は多くないでしょう。

私個人的には、感染よりも、入居者の暴力が「危険」だと思っています。

殴られたり蹴られたりはまだマシな方です。

以前働いていた施設の同僚は、入居者に指を噛まれて骨折してました。

引っかかれて切り傷みたいになる事は、結構多いです。

メガネを壊されていた同僚もいました。

それでも介護職員は何も出来ないのです。

むしろ何かしてはいけないのです。

黙って耐えるしかないのです。

相手は認知症の高齢者。

この行動は仕方ないと分かっていますが、自分の身に危険が及ぶのは避けたいものです。

もちろん、この暴力には暴言も伴います。

肉体的にも精神的にも、常に危険な状況にさらされています。

介護職員から入居者への暴力は、もちろんやってはいけない事ですが、ニュースになり逮捕された事もあります。

でも、入居者から介護職員への暴力は、何の話題にもなりませんよね。

この介護職員の苦労も、もっと世の中では知っていてほしいものです。

そして、その入居者のご家族にも…

 

「給料」

今までの3Kには含まれていませんが、最近言われているのは、この給料です。

最近でもなく、昔からでしょうが…

介護業界の平均的な基本給は、約17万円。

もっと低い例は知っていますが、これ以上高い例は見た事がありません。

17万円が上限だと思っていていいと思います。

これ、初任給じゃないですよ?

定年までです。

施設によって違いますが、この基本給以外、全く手当てが付かない施設も存在します。

交通費はさすがに支給されますが。

基本給と、国からの処遇改善手当のみ。

手取りで15万になるかならないかくらいですか?

そしてボーナスも退職金もなし。

正社員でこれです。

1人で暮らしていくのがやっとの金額です。

社会福祉法人などの、特別養護老人ホームなどは、比較的給料が高い傾向にあります。

手当てもしっかりしています。

しかしなかなか昇給は難しいので、定年までほぼ同じ給料でしょう。

 

「結婚出来ない」

これもまた、最近の3K以外に言われているものです。

先ほどの「給料」の話でも分かる通り、この給料では結婚して養って行ける、とは思わないでしょう。

中には介護職をしながら結婚している職員もいます。

私も知っていますが、みなさん共働きです。

それでなければ生活していけないのです。

そして、私が知っている人はみんな、主任クラスだったり役職が付いている職員です。

役職手当はそこまで多くはないみたいですが、役職が付くと、他の職員と同じだけの仕事をこなし、更にその役職ならではの仕事があるのです。

私が知っている中での最高残業時間は、50時間。

たまたま残業代がしっかり支払われる施設だった為に、残業代で数十万稼いでると言われていました。

それなら生活はしていけると思いますが、家族との時間は全くないと言ってもいいでしょう。

その職員は精神的に病んでしまい、結局退職してしまいました。

他の同僚は、「結婚したいけどこの給料じゃ結婚しようって言えない。仕事変えたら結婚したい」と言っていました。

 

これが介護業界です。

しかもほんの一部です。

もちろん楽しい事もあります。

やりがいもあります。

けれども、その楽しさややりがいも、介護業界がこの様な状態の為、そんな気持ちも持てなくなって来ます。

それでも中にはしっかりした施設もあります。

今の施設が酷い状態だとしたら、他のしっかりした施設を探す事も大事です。

自分を守る為にも必要な事だと思います。

これから親類など、入居する為に施設を探している方、しっかりしている施設では、介護職員も心の余裕があります。

施設の設備などだけでなく、介護職員も見てみましょう。

 

個人的には、もっと介護職員が評価されてもいいのではないかと思います。

 

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介護業界とは…「汚い」

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介護業界とは…

一般的なイメージの、いわゆる「3K」と呼ばれるものには、「キツイ」「汚い」「危険」と言うものがあります。

 

「汚い」

これは一般的なイメージ通りの、汚物処理です。

タイトル通り、少々汚い話になってしまいますが…

ところが、おむつ交換、トイレ誘導…くらいでしょ?

普通に赤ちゃんと一緒で、拭いて変えればいいんでしょ?

で済まされないのが介護施設。

もちろん大半はこの様な方。

ですが、高齢者って何かと便秘がちなんです。

そして施設の看護師は、何故か排便にこだわる…

高齢者に限らず、排便のペースは人それぞれあります。

毎日の方や、2日に1回、3日に1回…

それなのに看護師は2日出ていないと大騒ぎ。

すぐに下剤を飲ませたがるのです。

それでなくても、高齢者って比較的便が緩めの傾向があるんです。

下剤を飲んだ日の夜中…

出る方は出ますよね。

それも大量の緩い便が。

もちろん漏れます。

便の海です。

誰が片付けますか?

介護職員です。

他にも認知症の方が多くいらっしゃいます。

便って何?食べ物??

みたいな感じです。

口に入れるし、服には付けるし…

なんて言うのはまだかわいいものです。

ベッドに付けるし、布団に付けるし、壁には付けるし、靴で踏んだまま徘徊…

誰が片付けますか?

介護職員です。

恐らく「汚い」と言われる物の大半が、この便問題ではないでしょうか。

 

他にも、高齢になって来ると、力が弱くなって来るのです。

その為に、トイレに座ろうとちょっと前かがみになると尿が漏れてしまったり…

ズボンを下ろすと、開放感の為に尿が出てしまったり…

介護職員はつかまらないと立てない方や、ズボンを下ろすと言う行為が分からない方の、ズボンを下ろしたりするのです。

するとこちらがズボンを下ろしている途中にも関わらず、尿漏れ。

その尿はどこに行きます?

介護職員の手です。そしてズボン。又は床。又は便器の淵。

普通にトイレに行くだけなのに、着替えとトイレ掃除をする羽目になります。

毎回途中で漏れてしまう方なら、座るギリギリまでパットを当ててたりするのですが、まさかこの方が…と言う事もそれなりにあります。

 

そして、乾燥肌の高齢者。

私たちも乾燥はしますが、その乾燥具合が普通じゃないのです。

皮膚が粉を吹き、その粉が舞います。

入浴時などの更衣介助の時は、服を脱がせると粉が舞います。

その粉は、もろに介護職員に降りかかります。

髪も白くなり、鼻に入るのかくしゃみが頻発します。

よく考えると、高齢者の皮膚が鼻に…と思うと…

 

排泄介助に限らず、「汚い」と言われるものには、以上のものも含まれるでしょう。

他にも細かくあげれば、よだれ…とかもあるでしょうね。

でも、そこまで気にしてたら仕事になりませんので、介護職員はそこまでは気にしてはいないでしょうね。

マスクで予防したりしてると思います。

1番は、下剤による便の海、高齢者の便いじりでしょうね。

 

そして3つ目の「感染」です。

長くなるので次へ…

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介護業界とは…「キツイ」

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介護業界とは…

2000年に介護保険………などと言う難しい面倒な話をするつもりはありません。

それはまた後程詳しく書くかもしれませんが…

ここでは、表向きの介護業界について書くつもりもありません。

実際に介護業界で働いて、現場で見た事、体験した事を書いていくつもりです。

 

介護業界の3K

介護業界のイメージとして、いわゆる「3K」と呼ばれるものがあります。

キツイ、汚い、危険。

キツイ」とは、肉体的重労働。

汚い」とは、汚物処理。

危険」とは、感染症などの感染。

最近ではその他に、「給料が安い」「結婚できない」なども言われるようになりました。

 

「キツイ」

もちろん肉体的重労働のキツさはあります。

車いすからベッドへの移乗。

少しでも足で支えてくれる方なら、まだ軽い力で移乗出来るのです。

そして痩せてしまって軽い方なら…

しかし、寝たきりの方となるとそうもいきません。

全く力の入らない方だと、妙に重く感じるのです。

寝てしまった子供を抱っこしたりすると、余計重く感じますよね?

それと同じ感じです。

そして、高齢者も一人の人間です。

痩せている方もいれば、結構太っている方もいるのです。

介護職員にしてみれば、自分より重い方を持たなければいけないのです。

いくら正しい介護技術を身に付けていたとしても、80キロの物が10キロに感じる事はないでしょう。

太っている方を非難するつもりはないのですが、介護職員にとっては、これが結構な重労働になってしまうのです。

1人ならまだしも、その様な方が何人もいたら…

 

そして、精神的なキツさも忘れてはなりません。

うつ病になりやすい職業として、医師や看護師などが上位に来ますが、介護職も上位に来るのです。

医師や看護師などと共通するのですが、介護職も人の死と関わる機会がとても多くなります。

昨日まで元気だった高齢者が、次の日出勤すると既に亡くなっていた…

夜勤中に急変しそのまま亡くなってしまった…

あってはならない事ですが、自分のミスによって亡くなってしまう事もあるでしょう…

この様な精神的なストレスが常に付きまとうのです。

そして、施設によって違うと思いますが、救急車に乗る機会が増えます。

私も介護の仕事を始めて、初めて救急車に乗りました。

いいのか悪いのか、何度も救急車に乗る機会がある為、救急車慣れしてしまいました。

恐らく救急車の中で、冷静に必要事項を説明出来るのは、介護職員くらいでしょう…

普通の人ならこんなにも救急車に乗るのは、結構なストレスになると思います。

私も初めての救急車は結構なストレスでしたので…

 

そして、他の職場にもあると思いますが、何故か人間関係問題が、この業界は特に多いのです。

恐らく精神的なストレスに一番影響してくるのが、この人間関係ではないでしょうか。

 

そして、あまり表には出て来ていない問題として、入居者による暴言・暴力

介護職員が入居者に暴力を振るうのではないのです。

その逆で、介護職員が入居者に暴力を振るわれるのです。

自立されていて、認知症などの症状もなく、元々性格が穏やかな方なら、暴力などないので職員としても穏やかに接することが出来るでしょう。

しかし、認知症の方などはそうもいきません。

認知症の方が全員暴力を振るうわけでもないですが。

この暴言・暴力は認知症だから仕方ない、と言うのも分かりますが、職員としては分かっているけどキツイものがあります。

暴言は何とかスルー出来たとしても、暴力だけはケガに繋がる事もあるので…

 

続きは次へ…

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